ミゼット�U・オーバーヒート オーバーヒートで「某ディーラーに入庫しているので修理しておいて！」とお客さんから連絡があり、引取りに･･･ 電動ファンが不良みたいで回らないがショックを与えたら元気よく作動し始めたのでそのまま乗って帰り先ずは全体をチェック。 新車登録から１０年経っているのに未だ１万ちょっとしか走行していない車のようだ。 電動ファンとサーモスタットは交換し、その他もついでなので点検、先ずはエンジンの掛かりが微妙に悪いのが気になるのと、キーを切ってもエンジンが震えて止まらないのも確認。 サーモスタットを交換する時にエンジンベルトの張りを見ていたら全然張れていなかったので原因を検証してみる。ベルトは某ディーラーさんで新品に換えていた様子。ディーラーさんがベルトを張れていない訳ではなく、プーリーが錆びていたのでベルトがエンジン回転で痩せて緩んでいたみたいでした。クランク・エアコン・オルタネーターのプーリーを研磨して錆を全て落とし、塗装をして再度組み付け、これでオルタネーターにエンジン回転がロス無く伝わり充分に充電ができるでしょう。 さらに、バッテリーの点検しようと配線を触ったらマイナスターミナルが緩んでいて接触が悪くなっていました。ここはターミナル清掃とネジの締め直しで対応、これでエンジン始動不良は改善されました。 次にエンジン停止不良ですが、その前にスパークプラグをみて見るとプラグそのものは比較的新しい感じでしたが真っ黒にかぶっていました。 清掃をし、原因をしらべるとバキュームホースが朽ちてエアーを吸っていました。 新品のホースに交換をして再度テスト、調子は良くなりまだまだ走れそうでした。