高所作業車・充電不良 「夜間工事をしていて朝方にバッテリーが上がったが、それっきり症状が出ない。一応、点検しておいて！」と第一報。 作業を終えて駐車している車まで行き、バッテリーの点検から始める。 異常はみあたらないので車輌の充電量を点検。次にサブエンジンの充電量を点検。共にＯＫだったのでひょっとしたら予備バッテリーの不良かなと思ったが、サブバッテリーは専用テスターで見ないと判定が出来ないので、現状を車輌管理担当者に連絡。 しかし、使用者は早朝にどうやってバッテリーの上がった車を駐車場まで持って返ったかが気になり、再度、車輌管理担当者に問診。「使用者は夜間明けで帰宅したので分からない。」と返事だったので、バッテリー上がりそのものに疑問が・・・。 ひょっとしたらバケット、もしくは後方のコントロールユニットからエンジンが欠けれなかっただけでは・・・と思い、コントロールの電源線を遡って点検・・・！！！ サブエンジン用の電源取り出し丸端子線が断線しているのを確認。 端子は折れていたが、接触していたので、症状が早朝一回だけ出たようで、断線の早期発見が出来てほっとしました。 そして、使用者の詳しい情報があればもう少し早く発見できたかも・・・と思った修理でした。