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現場用無線監視カメラシステム
カワサキ・バリウス充電不良
「バイクがエンジン掛からない」と電話があり、現場に積載が出来るように軽トラで急行。
話を聞くと最近バッテリーを交換したばかりらしい。
とりあえずバイクを引き取りバッテリーを点検。・・・あがっている。
車輌の充電量を診てみると充電電圧が10Vぐらいしか出来ていない事が確認。永久磁石を使ったジェネーレーターなので、原因を調べると電圧が出ていない。カバーを外し、中を調べるとマグネットローターの一部の磁力が著しく低下していたので交換。
組み上げて充電量を再度点検・・・!13Vぐらいまであがって、若干充電しはじめたが規定電圧にはたっしていない。ローターの規定抵抗値が不明だがレアショートの疑いがあるので交換してみる事に。
交換後、再度電圧測定すると無事規定電圧まで達っしたのでバッテリー手前で今度は電流測定・・・?
充電出来ていない!配線図では後はレギュレータしか回路が通過していないのでレギュレーターも交換。今度こそOKでしょう。
テスターで電圧、電流、負荷テスト全て規定値以上に値が出ました。(殆ど新品なので当たり前すが・・・)
ウインカーの表示バルブも切れていたのでメーター球をサービスで全て交換してあげて、オイルも真っ黒だったので交換し、後は納車を待って・・・!!!!!!!!
なんとオイルが微量ながら漏れているではないかー!
下から見ても何処から漏れているかは分からない。
何度もカバーの脱着を繰り返しやっと原因を確認。虫眼鏡で見ないと分からないぐらいの亀裂が有り、そこから3時間に一滴ぐらい漏れていたのでした。亀裂箇所を研磨し今回は特殊パテで肉盛りをし、元通りに形成をして無事修理完了。
充電量修理よりも、オイルの漏れ修理の方が大変でした。
カバー取り外し
カバー
コイル単品
オイル漏れ修正
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