タダノ・50ｔラフターに作業監視カメラ クレーン会社からタダノ製50ｔラフターのアームの先に作業確認が出来る監視カメラの製作依頼。 この機械、ブームを最大に伸ばすとなんと50ｍにもなり、モニターからかなり長いケーブルが必要になる、しかも、格納した時はケーブルが余ってしまい可動部に挟み込むような事になれば他の機械の故障にも繋がる事になる。 そこで色々考えた結果、無線通信することによりケーブルレスとする高所作業確認システムを製作することにした。 モニターだけは持ち込みだったのでその機械に合わせ先ず電源、映像入力の取り出し加工を施し、受信機を設置。 次にで送信機側、電源はバッテリー（電池）を考えたが、充電が「めんどくさい」といわれたのでブーム先のコントロールユニットを加工し、電源を確保、それからノイズ対策のため、電圧変圧器、安定器をいれ、ブーム先にあるアームに送信機ユニット、電源、カメラ等をユニット化し設置。 アームの角度に合わせカメラが真下を向くように加工。さらに使用しないときは簡単に取り外しが出来るようにした。 仕上がって映像確認をしたら想像以上に綺麗な画面に自己満足をした物件でした。