ミニキャブ冷凍車冷えが悪い かなり古いミニキャブの冷凍車。 冷えがなんとなく悪く「カチャカチャ」助手席側から音がするという依頼。 グローボックスを外し各配線を点検しているとエアコンリレーに刺さっているカプラが接触不良だったのか？焼きついていました。 焼けた部分を切り取り新たなカプラを接続しましたが症状は改善されなかったので更に配線を一つ一つ点検しました。 するとコントロールユニットに到達し、分解し中を点検、基板が飛んでいました。 基板をバイパスして更にテストを繰り返しましたがどうやら内部の素子も破損しているようなので交換することに・・・。 交換後は調子よく指摘症状は改善されました・・・がっ、テストを繰り返しているうちに電動ファンの不穏な動きを発見！配線を見てみると接続部分のカプラが接触不良を起こしてファンが不安定に回っていました。 更にドレンホースから水が漏れずに助手席が水浸しになっているのを確認し、ドレンを点検したら純正のドレンホースでなく、ビニールのホースが刺さり差込み口から水が漏れていました。 お客さんに説明しましたがこのホースを正規の部品に交換するにはクーリングユニットを一度取り外しエアコンガスをもう一度入れなおさないとダメだと言うと予算の都合でそこは直さなくてもいいって事になりました。 しかし、庫内の冷え具合は入庫時より格段に向上し安定していました。 入念にテストを繰り返し納車となりました。